覚えておきたい!心筋梗塞の基本から予防まで

心筋梗塞どんなもの?

心筋梗塞(しんきんこうそく)という病気にかかって、毎年多くの人が突然命を奪われています。自分の身近に起こるかもしれない心筋梗塞についてまとめてみました。心筋梗塞という病気を簡単に説明すると、心臓を栄養する血管が詰まってしまい血液が流れなくなることから始まります。この血管が詰まってしまうと、心臓が動くために必要な酸素や栄養が不足してしまいます。そうすると、心臓の筋肉は死んでしまいます。これを心筋が壊死(えし)すると言います。この時、胸が苦しくなったり、脳に血液が供給されなくなって、意識がなくなり倒れてしまうこともあるのです。

心臓のしくみとその働き

わたしたちの体が機能するためには、脳や肺、その他の臓器や筋肉が正常に働く必要があります。そのエネルギー源となるのが、血液によって運ばれてくる栄養分や酸素です。新鮮な血液を肺から運んでくるのが動脈で、活動の結果できた老廃物や二酸化炭素を運ぶのは静脈です。心臓は収縮と拡張を繰り返して、その大切な血液を送り出したり、回収するポンプの役割をしています。寝ている時も休みなく、1日約10万回も収縮と拡張を繰り返しています。そんな働き者の心臓も、栄養を冠状動脈(かんじょうどうみゃく)とう血管から酸素と栄養をもらっています。この血管がつまると心筋梗塞となりますが、症状の程度は詰まった血管の太さや場所、詰まり具合によって異なります。死んでしまった心筋は元に戻ることはありません。

あなたは心筋梗塞になりやすい?危険なタイプって?

心筋梗塞は色々な危険因子が重なって起こります。もちろん遺伝性の要素もありますが、ほとんどが予防できるものです。まず、生活習慣病として、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症が挙げられます。また、肥満、ストレス、睡眠不足も原因となります。また、タバコを吸う人は吸わない人よりも3倍心筋梗塞になりやすいことが分かっていて、タバコはそれ以外にも、肺がんなどの深刻な病気のリスクを上げることが分かっています。これらの危険因子を見てみると、適切にコントロールすることや、タバコを吸わないといった簡単なことで予防することが可能なことがわかりますよね。心筋梗塞の症状は前触れがなく、胸の焼け付くような苦しさや冷や汗、吐き気などが突然やってくるものがほとんどです。前記のような危険なタイプに含まれる人は十分な注意が必要だと言えます。今日からでも遅くありません。自分の生活習慣を見直すことは本当に大切ですよね。

大動脈弁は左心室と大動脈の間にある弁です。大動脈弁狭窄症はこの弁の働きが悪化し、血液の流れが悪くなったもので、主な原因は加齢です。無症状で進行し、進行すると心不全を引き起こすこともあります。